木育ワークショップ
この度、奥多摩産材のスギやヒノキを生かし、木に触れながら自然や森について学ぶ【木育】を保育中に全学年開催する事が決まりました。
【概要】
多摩産材とは、戦後復旧などで住宅の材料が必要になり杉の木などを中心に植樹をされてきました。しかし、土地の所有者不明や維持管理が大変な状況もあり、うっそうと生い茂り、光が遮られ、少ない下草を野生の動物などが食べてしまう事により野生動物が人里エリアに迷い込む事象が増えています。
また、地面が剥き出しになる事により、大雨などで土砂崩れを引き起こす原因となっています。そこで、伐採など行い高く生い茂る事の無い品種などに植樹するなど対応してきました。
また、伐採した木を割り箸などに再利用してきましたが、輸入品の割合も高くなり、産材利用をここ数年建材利用や木育事業へと転換しています。
当園もこの趣旨に賛同し、子ども達に木に触れ、ぬくもりを感じつつ、木本来の良さを肌で感じてもらい再利用の大切さを育んでいきたいと思っています。
【主催】 森と市庭(もりといちば) 西多摩郡奥多摩氷川1075
【ワークショップ】
もも…… かんなくずプールと森の音集め
年少…… 丸太のパズルづくり
年中…… 丸太切りと木育コッパクラフト体験
年長…… 《ハスの葉っぱデッキ》ペイント
年長…… 木材を使用したワークショップ
早速園庭にデッキが完成し自転車や三輪車で遊んでいます。
中央の円形の所は年長さんが色塗りをしました。
年明けから木育が各学年始まります♪